映画やCM、MVと多岐にわたって活躍するムービーカメラマン”小林基己”のブログ
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10/10「パンドラの匣」公開
10/10にはとうとう「パンドラの匣」公開です!
パンドラの箱 公式サイト

本編もかなりの自信作ですが、予告編が面白い編集で「お、これは見に行かねば!」という気にさせる良い仕上がりです。



10/10(土)14:10の回上映後/16:30の回上映前に監督&出演陣による舞台挨拶あります。
9/26、27の宮城での先行上映も盛況だったと聞いてます。舞台挨拶ありの回にご覧になりたい方は、専用チケットになるみたいなので事前に購入してもらえると嬉しいです。

あんまり撮ってるヤツが良い良い言っても説得力無いと思うので、「プリクル」というサイトで大嶺洋子さんが実に的を獲ているレビューを書いていたのでリンク貼っときますね。
でも、情報無しで見に行きたいという人は読まない方が良いかも…
プリクル ミニシアターファンマガジン
ナマ乙一
見てきました!「天体小説-乙桜学園祭2-」
これは小説家乙一が本名の安達寛高名義で制作してる自主映画と、同じく作家の桜井亜美さんの自主映画の合同上映会みたいなものなんです。

天体小説
天体小説公式サイト

コバヤシが乙一ファンなのは公言してはばからない事実で、全作品はもとより、戯曲を書いた舞台や脚本担当したCDドラマ、乙一が別名義で書いているのではないかと噂されている作品まで網羅してるほどの乙一マニアです。
(でも、映画化作品は数本しか見ていないのです。落ち込む事の方が多いんで…)
それにも関わらず、乙桜学園祭の一回目はチェックしておらず、安達監督の映像作品をやっと見る事が出来ました。私は初日に行ったのですが、上映中は全日程、トークショーがあるそうなので、乙一本人を目の当たりにする事も可能です。

しかし、このタイミングで見れたのは良かったのかもしれません。
安達監督の「一周忌物語」には映画「パンドラの匣」の主演の染谷将太やWEBムービー「リフト」の頃から細く長い付き合いの藤間美穂が出演してたのです。舞台挨拶の最後に安達監督からの告知に「この作品に出ている染谷将太くんが、もうすぐ公開の『パンドラの匣』という映画に出ているんで皆さん見てください。」と乙一先生らしい辿々しい口ぶりで自分が撮った映画のタイトルを言ってくれたのは感慨ひとしおでした。
染将ありがとう!

その後、劇場外で挨拶する安達監督が一段落付いたところで舞台挨拶に出ていた藤間美穂の紹介で感動の初対面です。もちろん安達監督も「パンドラの匣」を見てくれていて奇麗な映像だったと言ってくれました。「次、撮影する時は駆けつけます!」と豪語しちゃったんだけど、連絡来るかなぁ…。

そうそう『一周忌物語』。淡々とした映像の中に何気ないやり取りで見せていく感情の機微。渋い映像のわりに可愛い作品に仕上がっていると思います。是非、劇場に足を運んでください。ナマ乙一も見れるんで!

その後、三軒茶屋で後輩のディレクターと飲んでたんだけど、話そっちのけで余韻に浸ってしまいました。
川上未映子「ヘブン」を読む。
昨日、書店で「ヘブン」を見つけ、慌てて購入。
川上未映子信者だというのに今月初めに出ていた事に気付かなかったとは…
そして今日読み始めたら、あまりに自分の中学時代と重なるところがあり、先が気になるばかりに一気に読破。

個人的には川上未映子最高傑作ですね。

ヘヴンヘヴン
(2009/09/02)
川上 未映子

商品詳細を見る


「苛め」を題材に描いているんだけど、最終的には根源的な善と悪との問題を描いている。
ちょうど「パンドラの匣」のクランクインの前から書き出していて、その時に哲学は奥が深くてまだ題材にするには勉強不足だけど、次の作品は倫理をテーマに描きたい。というような事を話していた。
作品中盤で苛められている主人公と苛めている百瀬という男の長い会話があるんだけど、とても中学生には思えない倫理観の応酬は、圧倒的なパワーで読者の善悪観を揺さぶってくる。

実際に酷い苛めに遭ってきた人からすればファンタジーに思えるという評価もあるけど、似たような苛めに遭ってきた自分から見ても、主人公の考え方はリアルに感じ取られる。
そう、考え方次第で世界を一転させる事が出来るのだ!その考え方を手に入れるために自分は苛められていたんじゃないだろうか?と思うくらいだ。
でも、これって取材なのかなぁ?体験なのかなぁ…。
敢えて時代設定を1991年に中学2年生にしてるところを見ると、川上未映子の年代と被るんだけど…。

今まで苛めを描かせたら乙一の右に出るものはいないと思ってきたんだけど、川上未映子はその上を行ってるかもしれないなぁ…
「おんにゃ。」今日から配信
mixi初のケータイドラマ「おんにゃ。」今日から配信…のはずなんだが…、見方が分からない、トホホ…。
mixi内おんにゃ。ドラマサイト
ちょうど巷では皆既日食で騒がれている頃、ちゃん主演のドラマを撮っていました。SWEET BLACKというプロジェクトの中で、後藤真希の曲のプロモーションの一環として作られるはずだったドラマが一人歩きしてって40分以上の大作になってしまいました。最初はタイトルも決まってなかったんだけど「おんにゃ。」になるとは…。こんな人をくったタイトルにするのも垣内美香監督らしいなぁ。
モモコ(杏)、あやの(平岩紙)、アキラ(岩田さゆり)、葉子(青山倫子)の4人の女性がそれぞれの独立したストーリーのようでいて絶妙に絡み合ってくる構成が秀逸です。ちょっと「パルプフィクション」や「アフタースクール」を彷彿させます。4人それぞれ違った魅力のある役者さんでしたね。とにかく杏ちゃんのスタイルの良さには圧倒されました。クールなイメージが先行してるけど、SWEETな一面が垣間見えます。
あと平岩紙さんはドラマ「ユキポンのお仕事」の時にも撮影しているのだけど、それも猫のお話。その時と同じような台詞がひと言入ってるんで、両方見るとちょっと笑えます。

今日(9/16)発売のSWEET BLACKのアルバムに完全版としてDVDが付いてます。
でも、おまけみたいな扱いだけど、なかなか侮れませんよ。傑作です。
あ、ドラマには後藤真希さん出てないです。



ちなみにその主題歌になっているTEAR DROPSの中にもドラマのシーンが挿入されています。
ドラマが見れる状況だったらドラマを先に見てからの方が良いですよ。ちょっとネタバレっぽいカットもインサートされてるんで…。あ、このPVも僕が撮ってます。



PVは16mmフィルムで撮影ですが、ドラマの方はCanonXL-H1にmini35レンズアダプターを付けて撮影。XL-H1だと通常のmini35に比べてCCDに直接取込むタイプなんで明るいと聞いていたんだけど、アダプターの絞りを開放にすると、どうしてもアマく見えてしまい大抵1段絞って撮ったんで、光量的に助かったという事は残念ながら無かったです。特に「アキラ」のエピソードのパーティーシーンは、ゲインを上げて撮ったんで後でノイズに悩まされました。でも、編集でiQce (Quantel)のノイズを軽減するプラグインには助かりました。良いっすね、アレ!
ミラバケッソ 成海璃子と銀鈴の関係
ちょっと前にオンエア始まったクラレの「ミラバケッソ」。
今までの平和な璃子ちゃんとアルパカの交流物語から一変して、緊迫感溢れるアクションサスペンス風の構成に!

(監督:サヤママコト)
このCM、最初、企画を見た時に相当気分上がりました。「鍵となるカプセル」「カプセルを持って追われる少女」「秘密結社」「天才科学者の父」「の少年」最後に登場する「巨大なアルパカ」。
おおっ!これは…俺の敬愛するOVA「ジャイアント・ロボ ー地球の静止する日ー」ではないか!もう既に俺の頭の中では天野正道指揮の下、ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラのテーマが鳴り響いていた。企画から完結まで10年を費やし、時には続編が出るまで1年以上も待ち続けたGR。

熱い思いで、プランナーとディレクターに「これってジャイアント・ロボですよね?」と共感を込めて聞いてみると「何それ?」というツレない返事。
そう、全く知らずにかなりの点で符合していたのだった!

と言って、テンション落ちる訳じゃないですよ。俺の中ではGRへのオマージュである事は変わりないのだから…。片山一良山下明彦の構築したカメラワークが俺に出来るのか?というプレッシャーのもと撮影に挑みました。
いや~!俺なりに頑張りました。
でも、GR並みのカメラワークを実写で実現するとしたらスパイダーカムやアキラクレーンが必要だしCMのような短いカットの連続だと表現出来ないんですよ。特に2日間でこれだけのカット数を撮り上げるには1カットにかけられる時間も限られます。と、泣き言を言ったりする。でも、今年一番好きなCM作品なのは確かです。
せめて映画のトレイラー位の長さで表現出来たらなぁ~

撮影はARRIのSR3、16mmカメラです。フィルムはfujiのETERNA Vivid500を使用。
ミラバケッソのサイトでは30秒バージョンやメイキングも見れます。(俺の巨体も…)
http://www.mirabakesso.jp/
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